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ユーブライドの彼女と別れることを選んだ日

真心ラジオエッセイ「ユーブライドの彼女と別れることを選んだ日」のアイキャッチ画像。男女がラジオ収録をしているイラスト。

真心マッチ編集部のぱんこす(バツ3)です。

ユーブライドで出会った彼女と

数ヶ月お付き合いしていました

でも、ある日、彼女の目から大粒の涙が…

僕はすべてを理解しました。

この記事は、婚活サービス「ユーブライド」での実体験をもとに、真心ラジオ第2回で語った内容をエッセイ形式で綴っています。第1回の放送「シーザーサラダ」のエッセイもお楽しみください。

ユーブライドで出会った彼女と別れた

考え事をしている女性のイメージ写真

「親からね…バツ3の人とはやめておきなさいって言われたの…」

そう言って泣き崩れた彼女を

僕は責めることなんてできなかった。

僕の気持ちより現実を受け入れる

本音を言えば、辛い

ただ、親の気持ちになれば理解はできる

僕の過去は、ずっとそうやって

そうやって諦めてきた

だから、僕は必ず…

これまで離婚歴については正直に伝えてきた

彼女も最初は理解してくれていた

だけど――

涙を流す彼女を見て、僕は悟った

彼女は僕を責めていない

でも、僕を選びきれなかったんだと

そのあとに届いたLINEが、すべてだった

携帯電話の写真

別れて数日後、彼女からメッセージが届いた

「バツ3でも、こんなに優しい人がいるなんて思わなかった」

おどろいた。

でも、不思議とそれが心に残った。

今でも彼女からはときどきLINEが届く

お互いに“友達”として、関係を続けている。

なんとなく、それが答えだったのかもしれない。

恋愛は終わっても、信頼だけは残った。

この話のつづきは、真心ラジオで

結婚は、“ふたりの問題”でありながら

現実には“家族の問題”でもある。

今回の彼女は初婚で、親にとめられた。

それを聞いた僕は「正しい判断です」と伝え

受け入れた。

ちゃんと話し合って、丁寧に別れた。

それは、決して悲しいだけの別れではなかった。

婚活で必要なのは“受け入れる勇気”

バツ3と聞いた瞬間に空気が変わることもある

過去が未来を止めてしまう瞬間もある

でも、今回の別れは、ただの終わりではなかった。

婚活において、「結婚できなかった=失敗」

ではないと思うようになった。

誰かと向き合い、悩み、伝え、別れた。

その経験自体が、自分にとっての“学び”だった。

そして、“バツ3でも、いい人はいる”

という彼女の言葉が

僕のなかの光になった。

【次回予告】 Vol.3では、プロフィールに「カフェ巡り」が趣味と書いていた相手に、缶コーヒー片手でドタキャンされた話をお届けします。