神奈川県戸塚の縁結び神社!第六社を夜に参拝した記録

第六社の夜間参拝をまとめたフィルム風デザインのアイキャッチ画像。拝殿や石段、灯籠など現地で撮影した写真をコラージュ

私たち、真心マッチ編集部は神奈川県戸塚を拠点に活動しています。戸塚という街には、地元の人々に長く親しまれてきた神社が多く、

どこか懐かしさと静けさが漂う場所が点在しています。なかでも今回ご紹介する「第六社(だいろくしゃ)」は、ひっそりと佇む小さな神社ながら、

訪れるたびに心がすっと整うような、不思議な空気をまとった場所です。実はこの第六社、私たち編集部にとっても特別な意味を持つ神社。

初めて参拝した夜から、恋愛も仕事も自然と流れが良くなっていきました。それ以来、新しい挑戦の前には、静かに手を合わせに行くのが、

私たちの小さなルーティンになっています。この記事では、そんな“ご縁を感じさせてくれる場所”としての第六社の魅力を写真とともにお届けします。

最近の更新内容

2025.0802
坂本第六社から正式名所「第六社」に変更
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昭和59年に社殿の修復を追加

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第六社とは

第六社は、1574年(天正2年)に創建された神社で、もともとは北条氏の一族・甘縄左衛門大夫氏繁(あまなわさえもんのたゆう うじしげ)の願いによって、僧・諧挙牛秀上人(かいこ ぎゅうしゅうしょうにん)が大善寺を建てる際、その守護神としてまつられたのがはじまりです。ご祭神は、神代七代の神々のうち「國常立尊(くにのとこたちのみこと)」から数えて六番目にあたる「面足尊(おもだるのみこと)」と「惶根尊(かしこねのみこと)」の二柱で、このことから「第六社」と呼ばれるようになりました。また、大正6年には近隣の「神明社」も合祀され、地域の信仰を受け継いできた由緒ある神社です。

昭和59年に社殿(屋根周り)の修復

昭和五十九年には、社殿の屋根周りを中心に修復が行われました。近年では社殿の「建て替え」が主流となる中、第六社では建物の姿を残しながら、最小限の手入れにとどめられています。石鳥居の脇には、銀杏の木やヒマラヤ杉などの巨木があり、長い年月を静かに物語っています。

第六社のアクセス

  • 名称:第六社(だいろくしゃ)
  • 所在地:神奈川県横浜市戸塚区上矢部町2969
  • 最寄り駅:JR・横浜市営地下鉄「戸塚駅」

バス・徒歩

第六社は、ネット上にある地図情報やナビ通りに進んでも、わかりづらい場所にあります。

細い道や住宅街を通るルートも多く、初めて訪れる方にとっては迷いやすい場所です。

そこで今回は、実際に編集部が足を運んで確認した、安全で確実なアクセスルートご紹介します。

仕事帰りに立ち寄ってみました。

戸塚駅

西口に出て、

ラムーナ横浜戸塚行のバスに乗りましょう

戸96:戸塚駅-ラムーナ横浜戸塚
[神奈川中央交通]

ラムーナ横浜戸塚が終点

夜のラムーナ戸塚バス停を降りた直後の風景。明かりが点在し、住宅地の静かな雰囲気が漂う
バス停から左側に見えるT字路に進む
戸塚の住宅街にあるT字路を夜に進む様子。ラムーナ戸塚バス停から神社へ向かう最初のルート
T字路に着いたら左に進みます

車で行く場合はパーキングエリアがあります。

T字路を左に曲がると見えてくる夜のパーキングエリアと第六社へと続く階段前の風景
階段を降りると目の前に第六社
第六社へと続く夜の石段。手すりのある長い階段が木々に囲まれて伸びている
到着

戸塚駅からラムーナ横浜戸塚までバス30分
ラムーナ横浜戸塚から第六社まで徒歩2分
戸塚駅から徒歩40分

  • 戸塚駅からラムーナまで車で10分
  • ラムーナ周辺のコインパーキングまで1分
  • 目の前の階段を降り
  • 第六社に到着

第六社の境内の様子

第六社の拝殿。夜の静けさの中、鈴緒と注連縄が掲げられた神聖な祈りの場

階段を降り第六社の入口に進むと石に刻まれた社号標と鳥居が迎えてくれました。

夜の静けさの中にあっても、この場所には「ようこそ」と語りかけるような穏やかな空気があります。

ここから先が神聖な場所であることを、自然と感じさせてくれます。

第六社の鳥居をくぐった先にある注連縄と石段。奥へ続く参道が静かに伸びている

階段を登っていくと、注連縄(しめなわ)が張られた場所に辿り着きます。ここから先は「神様の領域」。そんな気配を、自然と感じました。

落ち葉の積もる静かな石段。木々に囲まれていて、周囲の音がふっと遠のくような感覚。日常から切り離された空間に、一歩ずつ足を踏み入れていく。

この瞬間が、第六社で最も印象に残った時間かもしれません。

第六社の境内に佇む石灯籠。夜の静けさと木々に囲まれた神聖な空間

木々に囲まれた境内の中に佇む石灯籠。光は灯っていないけれど不思議と心が落ち着く場所でした。周囲は真っ暗で街の喧騒は一切届きません。

なのに、この灯籠のそばだけは、見えない守りのようなものがある気がしたんです。ここにいても大丈夫。そんなふうに、そっと背中を押してくれるような空間でした。

第六社の境内に設置された記念石碑。昭和59年の社殿修復を記した文章が刻まれている

灯籠の近くには、昭和59年に建てられた「社殿修復記念碑」がひっそりと立っていました。

雨風にさらされながらも、しっかりと読める文字から、この神社が長いあいだ大切に守られてきたことが伝わってきます。

誰かの祈り、誰かの努力。石碑は、言葉を超えて“人の気持ち”を受け取れる存在でした。

第六社の拝殿。夜の静けさの中、鈴緒と注連縄が掲げられた神聖な祈りの場

長い階段を登りきった先に、ひっそりと佇む拝殿。照明も少なく、闇の中に浮かぶように現れたその姿は、とても静かで、そして力強く感じました。

赤と白の鈴緒を見つけた瞬間、「ああ、ここまで来たんだな」と胸がふっとほどけました。誰かのためでも、誰かに見せるためでもない、自分の中の“本当の願い”に触れる時間

その場に立ち、言葉ではない何かが、自分の内側に返ってきたような気がしたんです。

2025年8月2日 第六社のお祭り

第六社の夏祭りで撮影したやぐら。提灯の明かりが灯る中、紅白の幕と子どもたちの法被姿がにぎやかさを演出している。

追記先日、第六社で開催された夏祭りの様子を撮影してきました。夜の静けさとは違い、紅白幕のやぐらに灯る提灯のあたたかい光が境内を照らしていて、とてもやさしい雰囲気でした。

第六社のご縁について

私たち真心マッチ編集部は、婚活メディアとしての活動に加え、介護事業にも携わっています。そうした日々の中で、私たちにとって特別な節目

新しい企画のスタートや、大切な行事の前などには、編集部のメンバー全員で第六社を訪れ、ごあいさつをするのが自然な流れになっています。

第六社に立ち寄ると、不思議と心が整い、「がんばろう」という前向きな気持ちが生まれます。

参拝したメンバーそれぞれに、小さな成功や変化が訪れることもあり、「この場所には“縁を呼ぶ力”があるのかもしれない」と感じることもしばしば。

仕事帰りに少し足を伸ばして立ち寄るのも、決して悪くはありません。境内に行くだけでも、きっと心の中に小さな変化が生まれることでしょう。

最後までお読みくださりありがとうございました。全国の縁結び神社を知りたい方は、こちらの「縁結び神社おすすめ25選」をご覧ください。

※本記事は2025年8月現在の情報に基づいて作成しています。内容は変更となる場合がありますので、最新の情報は各サービスや施設の公式発表をご確認ください。