マッチングアプリでメッセージが続かない原因は、決してあなたの人間性が悪いからではありません。
多くの場合は、「仲良くなろうとして聞いたこと」が、受け手には「違う意味」で伝わってしまっている、ただのボタンの掛け違いです。
現在、真心マッチでは婚活中の男女を対象にアンケート調査を実施していますが、そこで見えてきたのは「普通の質問」が、実は裏目に出ているという事実でした。正直、自分も該当していました。
この記事では、つい無意識に使ってしまいがちな「会話を止めるNG質問」と、それを回避するちょっとしたコツを解説します。
なぜ「普通の質問」が「失礼」と誤解されるのか

最初は純粋に相手のことを知りたい、共通の話題を見つけたいと思って質問しているはずです。しかし、テキストだけのやり取りでは、
その「善意」が伝わらず、別のニュアンスに変換されてしまうことがあります。
距離感の「ズレ」が尋問に聞こえさせる
マッチングしたばかりの段階では、お互いの信頼関係はまだゼロに近い状態です。
この状態で、就職面接のように次々と質問を投げかけてしまうと、相手は「嫌われないかな?」という緊張感を抱いてしまいます。
あなたに悪気はなくても、質問の回数が多すぎたり、内容が具体的すぎたりすると、相手は返信すること自体が「不安」に感じてしまいます。
「生活感」が出すぎてムードが壊れる
特に真剣に婚活をしている人ほど、早めに現実的なすり合わせをしたいと考えがちです。
しかし、まだ会ってもいない段階で「お金」や「条件」の話をしてしまうと、せっかくの「期待」が「現実」に引き戻されてしまいます。
相手はあなたとの「ときめき」や「楽しさ」を求めているのに、いきなり現実的な確認作業が入ると、気持ちが冷めてしまうのです。
マッチングアプリで会話が止まる「失礼な質問」5選
ここからは、実際に多くの人が「話題作り」のつもりで送ってしまい、結果としてスルーされてしまった質問例を紹介します。
褒めたつもりが逆効果「ネイルや服の値段を聞く」
そのネイル綺麗ですね!高かったですか?
いい時計してますね結構するやつですよね?
Aさん(男性30代)
この男性は相手のこだわりやセンスを褒めたつもりで、話のきっかけとして「値段」を聞いたのかもしれません。しかし、これを受け取った側は
金銭感覚をチェックされている?と初デートだと深読みしてしまうことがあります。特に女性の場合、おしゃれは自分への投資です。
そこに「金額」という物差しを持ち込むと、「お金がかかる人だと思われたかな」と不安にさせてしまいます。
値段やお店のランクには触れず、「その色、〇〇さんの雰囲気にすごく似合ってますね」と、センスそのものを褒めるのが正解です。
真面目さが裏目に「初デートで家の購入や共働きの話」
将来はマイホーム派ですか?
共働きじゃないと厳しいです…
Aさん(男性30代)
Aさんは、将来を真剣に考えているからこそ、早めに価値観を確認したかったのだと思います。
しかし、まだ好きになる前の段階でこの話をされると、相手は「私ではなく、労働力を探しているの?」と感じてしまいます。
現実的な話は大切ですが、それはお互いの好意が育ってからするものです。
まずは「休日は家でゆっくりするのが好きですか?それとも出かけたい派ですか?」といった、ライフスタイルの話題から入るのが安全です。
話題がない時にやりがち「最寄り駅や詳細な住所」
どの辺に住んでるんですか?
最寄りは?
Aさん(男性30代)
デートの場所を決めるために聞いただけであっても、女性にとって詳細な住所を教えることは、どうしても警戒心を伴うものです。
「もし会ってみて変な人だったらどうしよう」という不安がまだあるからです。
「僕はよく〇〇(大きなターミナル駅)に出るんですが、〇〇さんはどの辺りが出やすいですか?」と、駅名ではなく「アクセスしやすいエリア」を聞くとスマートです。
気になりすぎて失敗「過去の恋愛事情」
なんで前の人と別れたんですか?
どのくらい恋人がいないんですか?
Aさん(男性30代)
相手の恋愛傾向を知りたいという純粋な興味からの質問だとしても、聞かれた方は「過去の失敗を掘り返された」と感じて気が重くなります。
過去の話ではなく、「どんなデートが好きですか?」「行きたい場所はありますか?」と、これからの未来の話をしましょう。
プロフィール確認不足「書いてあることを聞く」
お仕事は何をされてるんですか?
趣味は??
Aさん(男性40代)
たくさんの人とやり取りしていると、つい確認を忘れてしまうこともあります。
しかし、プロフィールに書いてあることを質問されると、相手は「私に興味がない」とがっかりしてしまいます。これは私も過去にやりました。
質問を送る前に、もう一度相手のプロフィールをチラッと確認する癖をつけるだけで、返信率はぐっと上がります。
普通の質問はまだ早い?信頼関係ができるまで避けるべき理由

ここまで読んで、「じゃあ一体何を聞けばいいの?普通のことしか聞いてないのに」と戸惑った方もいるかもしれません。
実は、リアルの友人同士なら許される「普通の質問」も、アプリという特殊な環境では「段階」を間違えるとNGになってしまうのです。
「まだ他人」であることを意識する
職場や学校の友人であれば、相手の身元が分かっているので「どこに住んでるの?」と聞いても問題ありません。
しかし、アプリでマッチングした直後の二人は、まだ「画面越しの他人」です。
この段階では、プライベートな情報を聞く質問(住所、勤務先、家族構成など)は、親しみではなくリスクとして認識されてしまいます。
誰かが安全な人物かどうかわからない状態で、相手のプライベートな領域に踏み込む行為自体が、マナー違反であると認識してください。
3つのステップで会話を深める
会話には、仲良くなるための順序があります。
- レベル1(安全): 食べ物、趣味、休日の過ごし方(共通点探し)
- レベル2(価値観): 仕事への向き合い方、インドア派かアウトドア派か(人柄を知る)
- レベル3(核心): 将来のビジョン、結婚観、深い悩み(信頼関係構築後)
マッチングアプリでありがちなのは、レベル1を飛ばしていきなりレベル3を聞いてしまうため、拒絶されてしまいます。実際に私もやってしまった…
まずは、レベル1の話題で「この人は安全だ」「話していて楽しい」と思ってもらうことが最優先です。
マッチングアプリで相手が答えたくなる「会話」のコツ
段階を踏むことの大切さが分かったところで、最後に、失礼な印象を与えずに距離を縮める「魔法のコツ」をお伝えします。
それは、自分の情報を先に少し出すことです。いきなり「どこ住みですか?」と聞くのではなく、以下のように変えてみてください。
「僕は美味しいお店が多いので〇〇エリアによく行くんですが、〇〇さんはどの辺りで食事することが多いですか?」
これなら「尋問」ではなく「会話」になります。 「私は〇〇です」と自己開示をすることで、相手も安心して心を開きやすくなります。
少しの言い回しの違いで、相手の反応は劇的に変わります。ぜひ今日から、気軽に送るその一行を見直してみてください。
あなたのマッチングアプリ体験談を教えてください
ここまで紹介したのは、ほんの一例です。
真心マッチ編集部では、「悪気はないんだろうけど、ちょっと困ってしまった質問」や「実はこれで失敗した」という体験談を集めています。
「こんなことを聞かれて返答に困った」「話題作りのつもりで聞いたらブロックされた」などのエピソードがあれば、ぜひ教えてください。
あなたの体験が、誰かの失敗を防ぐ手助けになります。(調査期間:2026年5月末まで)
読者・視聴者から集めたアンケートデータを公開しています。
真心マッチ