こんばんは、真心マッチ編集部のぱんこすです。
婚活を続けていると
自分が何回戦目にいるのかもわからなくなる。
そんな中で、「今度こそ」と思った出会いがあった
だけど、その夜、僕の目の前に残っていたのは
シーザーサラダだけだった。
【シリーズ|婚活失敗ラジオエッセイ Vol.1】 真心ラジオと連動した、婚活のリアルな失敗談シリーズ・ぱんこす(バツ3)のエッセイです。失敗の中にある“気づき”を、正直な言葉で綴ります。
マッチングした彼女と、はじめての約束

婚活サービスを通じてマッチングした彼女。
やりとりもスムーズで、話も合いそうだった。
数日後、初めて会う約束をした。
「何の仕事されてますか?」その一言がすべてを変えた
彼女と会って10分後に聞かれた
「お仕事、何をされているんですか?」という質問。
僕はこう答えた。
「婚活サービス専門メディアサイトの運営をしています。バツ3です」
その瞬間、場の空気が止まった。
正直さが裏目に出た瞬間
驚かせたくなかった。正直に話したかった。
でも、彼女は無言で笑わなかった。
そのままお手洗いに行ってきますと言い…
沈黙のなかで残されたもの

彼女は戻ってこなかった。
店員の視線も痛かったが
30分で食事は終わり、残ったのは手をつけていないシーザーサラダと「元気でね」という言葉。
「言わなければよかったのかもしれない」
そんな思いが、心に残った。
それでも、話そうと思った理由
もし過去の僕と同じような人がいるなら
届くといいと思ったから…
その夜のことを、ラジオで話した。
この話のつづきは、真心ラジオで
バツ3でも、本気で人に会いにいって
それでもダメだった時に
笑い話に変えられる夜があるなら…
それはそれで、生きてていいと思う。
これは失敗談だけど
誰かの気持ちに寄り添える話になれたら嬉しい。
誠実さには“伝えるタイミング”もある
婚活に失敗しても
また人を好きになりたいと思ってしまう。
でも、「初対面で全部さらけ出すこと」が
誠実なのかは、相手との関係性次第。
伝え方も、伝える順番も
婚活には大事な要素だった。
あの沈黙の夜を通じて、それを学んだ。
【次回予告】 Vol.2では、ユーブライドで出会った彼女との“交際と別れ、そして友達へ”の物語をお届けします。こちらからお読みいただけます→ユーブライドの彼女に振られた理由。バツ3の僕が、最後に受け取った言葉