ブライダルネットは「婚活アプリ」でありながら、結婚相談所のように“人のサポート”が受けられる数少ないサービスです。なかでも注目されているのが、いわゆる婚シェルと呼ばれる存在。
この記事では、実際のユーザー体験や公式情報をもとに「ブライダルネットの婚シェルがどんなことをしてくれるのか?」を具体的に解説していきます。
婚シェル(カウンセラー)はどんな役割?
ブライダルネットの婚シェルは、専任の仲人というよりは「婚活アドバイザー」に近い立ち位置です。
- 自分に合う婚活の進め方のアドバイス
- プロフィール文の印象に関するアドバイス
- メッセージややりとりの不安の相談
- デートの誘い方、タイミングの相談
有料会員向けにチャットで婚活全体のサポートを行っており、現役の結婚相談所仲人が担当するケースもあります。
チャット形式でのやりとりのみ対応。ビデオ通話などは現在なし。回答は定型文ではなく人が考えてくれた文章で返ってくるため安心感があります。
実際にどんな相談ができるの?|主な5パターン
真心マッチ編集部でもブライダルネットの婚シェルにいくつかの相談を投げかけてみました。すると、予想以上に丁寧で具体的な回答が返ってきたんです。
以下では、特に相談が多い5つのテーマについて、どんな質問を投げかけ、どんな返答がもらえたのかを体験談ベースでご紹介します。
やりとりは、編集部が実際に受け取った内容をもとに、読者に伝わりやすく構成した再現です。内容は利用者の状況や属性によって異なります。
プロフィール作成の相談
- 自己紹介文がうまく書けないのですが、どこを直したら良くなりますか?
- まずは簡単な自己開示から始めましょう。趣味や仕事について一文入れるだけでも印象が柔らかくなりますよ。“よろしくお願いします”のような一言で締めくくると、誠実な印象になります
プロフィールは婚活の第一印象を決める大切な要素。自分の人柄を伝える言葉選びや、前向きさを感じさせる表現を意識することが大切です。
メッセージ文面の相談
- マッチング後に何を送ればいいか分からず悩んでいます
- 相手のプロフィールから共通点を探して、それに触れてみましょう。たとえば“休日は○○に行くことが多いんですね!私もよく行きます”など、やさしい興味の見せ方が効果的です
やりとりが続くかどうかは第一印象で決まることも多く、丁寧な言葉選びと“押しすぎない興味の伝え方”がポイントです。
相手との距離感に関する不安
- LINE交換のタイミングっていつがいいですか?
- やりとりの中で“もっと話したい”という感触があったタイミングで、自然に提案するのがベストです。会話が一方的になってしまうと感じたら、相手が話しやすいテーマに変える工夫も大切です
距離の詰め方に悩んだときは、“自分が話すより、相手が話しやすい雰囲気”を意識するのがコツです。
デートの誘い方やタイミング
- 初デートの場所ってどこが無難ですか?
- お互いに話しやすいカフェや昼間のランチがオススメです。誘うタイミングは、メッセージのやりとりが3〜5往復ほどスムーズに続いた時期が自然です
相手に圧をかけず、安心して会話できる“場所”と“タイミング”を選ぶことが大切です。
婚活の進め方そのものへの不安
- 最近うまくいかなくて、婚活自体に疲れてきました
- 疲れたときは少し休むのも大切です。自分を責めないでくださいね。相手の真剣度を見極めるには、“結婚についてどう考えているか”を率直に聞いてみることも大事ですよ
婚活に疲れたときは、立ち止まる勇気も必要です。“頑張りすぎなくていい”という安心感が、再スタートの力になります。
回答のスピードと対応時間帯
編集部が実際に問い合わせたところ、返信は当日中に届きました。全体的に、婚シェルの返信スピードは非常に速く、丁寧な対応が印象的でした。
以下に、対応時間や返信に関する情報を表でまとめました。急ぎの相談がある場合は、平日の午前中に問い合わせるのが安心です。
項目 | 内容 |
---|---|
対応時間 | 平日 10:00〜18:00 |
対応日 | 土日祝は休み(営業日対応) |
返信速度 | 即日返信が基本(1〜2営業日かかる場合あり) |
長期休暇時の対応 | 年末年始などは事前に公式サイトで案内あり |
婚シェルは「専任」ではない|対応者は複数制
ブライダルネットでは、婚シェル(カウンセラー)が専任でサポートを担当します。
- 担当カウンセラーが一人ひとりにつき、チャットで継続的にサポート
- ユーザーの性格や活動履歴を理解した上で、個別にアドバイス
- 必要に応じて婚活の進め方や改善点を一貫して提案してくれる
この専任制により、「前に話した内容をまた説明しなきゃいけない…」といったストレスがなく、安心して相談を続けられます。
担当婚シェルとの相性が合わないときは?
専任の婚シェルがついてくれるのは大きな安心ポイントですが、もし「少し合わないかも…」と感じた場合は、変更の相談も可能です。
チャット上でその旨を伝えるか、ブライダルネットの運営窓口に問い合わせをすることで、担当の交代に応じてもらえる場合があります。
無理して我慢する必要はありません。あなたが話しやすいと感じる人に出会えるまで、サポート体制も柔軟に調整してくれるのがブライダルネットの魅力です。
注意点|できないこともある
婚シェルは婚活のサポート役として心強い存在ですが、以下のような対応は行っていません。事前に確認しておくことで、期待のズレを防げます。
対応できないこと | 理由・補足 |
---|---|
メッセージの代行・完全な内容作成 | アドバイスや添削は可能ですが、実際のやりとりは自分の言葉で行う必要があります。 |
デート日程や場所の決定代行 | 日程調整や場所選びは本人の判断に委ねられます。婚シェルはアドバイスのみ対応。 |
音声通話(電話・Zoomなど)での相談 | すべてのやりとりはチャット形式。音声での対応は提供されていません。 |
精神的なカウンセリング(医療行為に該当) | 婚シェルは医療資格者ではなく、深刻な精神的悩みへの対応はできません。 |
無料会員の相談利用 | 婚シェルの利用は有料会員限定のサービスです。 |
考えてもらうための存在ではなく、考えるためのヒントをくれる存在。自分で考えることを、少しだけ手助けしてくれる存在です。
トライアルプラン
続いて、トライアルプラン「無料お試し会員」についてお伝えします。まず、婚シェルのサポートは、トライアルから有料プランへの移行が必要です。
無料中でも、
- 写真がぼかし
- メッセージのやりとりが3往復
- 婚シェルサポートは利用不可
といった制限はありますが、会員検索やマッチング機能などは利用できるため、まずは雰囲気をつかみたい方におすすめです。
退会について
また、ブライダルネット有料会員は、原則として入会日から3ヶ月以上の利用が必要とされています。
3ヶ月未満での退会は基本的に不可となっていますが、特別な事情がある場合は運営事務局に相談することで柔軟に対応してもらえる可能性があります。
実際に婚シェルを使ってみた感想|メリット・デメリット
最後にブライダルネットの婚シェルを実際に利用してみた編集部の視点から「ここは良かった」「ちょっと惜しい」と感じたポイントを率直にまとめました
これから使ってみようと思っている方にとって、判断材料のひとつになれば幸いです。
- 書き方に悩んだときにすぐ相談できた
- 「こう書くと印象がやわらかくなりますよ」と丁寧にアドバイスがもらえた
- 対応が機械的ではなく、ちゃんと人が考えてくれてる感じがした
- 返答が来るまで時間がかかることもあった(即レスではない)
- 婚シェル歴がざっくりでよくわからないこと
- 相談できるのは有料会員のみで、無料のうちは試せない
まとめ:ブライダルネットの婚シェルは“相談できる安心感”が魅力
婚活アプリのなかでも、ここまで“人の対応”を受けられるサービスはほとんどありません。
たしかに完璧ではないけれど、「ひとりで抱え込まなくていい」「誰かに話せる」というだけで、前に進めることもあります。
ブライダルネットの婚シェルは、そんな“背中を押してくれる存在”でした。
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