シンパパってどんなイメージをお持ちですか?僕は、バリバリ働いて、家政婦を雇い、料理や家事はしないで生活している姿を想像していました。
でも、現実は全然違います。家事、仕事、育児のバランスなんて取れなくて、毎日バタバタ。気がつけば夜になり寝て起きるだけの繰り返し。
シングルファザーとして恋愛に挑む難しさ

シングルファザーとしての生活は、恋愛だけでなくすべてが忙しい毎日です。育児にすべての時間を割いているうちに自分の時間はほとんどなくなります。
- 子どもの世話
- 仕事
- 家事
恋愛に使える時間も限られていて、会いたいと思っても子どもの面倒を見なければならず、恋愛を優先することができません。
さらに、「シングルファザーだと知ってどう思うだろう?」という不安もあります。
子育てと恋愛の両立の苦労
子どもとの関係や育児を理解してくれる人を見つけるのは簡単ではなく、時には相手が「子ども優先」を受け入れてくれないことも。
そうなると、恋愛に踏み出す勇気が持てず、心の中で葛藤してしまいました。
自分の生活状況を伝えることへの緊張も大きく
- 育児が大変で約束の時間に遅れる
- 子どもを優先しなければならない
相手がどう受け止めるか不安でした。でも、自分の状況を理解してくれる相手と出会いたい思いが強くなり婚活サービスを試す決心をします。
正直、愛されたいだけではなく、誰かに自分を見てほしい承認欲求もあったと思います。そんなある日、婚活サービスからメッセージが届きました。
まさかの美人から届いたメッセージ

突然届いたメッセージ。それは美人な女性からで、プロフィール写真を見る限り、まさに理想のタイプ。こんな素敵な人からメッセージが…
運命の出会いかもしれない、そう思ってしまうほどでした。メッセージはシンプルで、ただ「シンパパですか?お時間が連絡くださいね」
彼女とのやり取りが進んでいく
最初はお互いに軽くやり取りをしていたのですが、次第に共通の趣味が見つかり会話も弾んでいきました。
今思えば、あの頃は少しだけでも警戒心を持つべきだったんだなと感じています。
共通点が多いという安心感から、疑問を持つ余地を自分で閉ざしてしまっていたのかもしれません。
彼女が既婚者であることが発覚

数回目のやり取りの後、彼女が突然「実は」と切り出してきたとき、心臓が一瞬止まったように。画面に目を凝らして読み進めると驚愕の事実が…
旦那とはもうほとんど話さなくて、心が離れてるんです。でも、寂しくて、誰かとつながりたくて…
頭の中が真っ白になりました。どうしてそんなことをするのか?「いや、でも、それなら最初に言ってくれたら…」と言葉を絞り出すのがやっとでした。
怒りと混乱、そしてどこかで彼女を哀れむ気持ちが入り混じり心が揺れ動いていました。そんな彼女は僕の気持ちを察していたのかブロック…
どうして気づかなかったのか?
振り返ると、彼女のプロフィールには少し矛盾があったことに気づきました。
シングルマザーと書かれていたものの家族ついては一切触れられていません。
それに、会話の中で「今は一人で暮らしている」と言っていたことが、後になって気になる点として浮かび上がってきました。
ウザいと言われたシングルファザーの話

数年前、婚活サービスで出会った女性と、何度かやり取りを重ね、お食事をすることに。彼女はとてもやさしく、話のテンポも合っていて、
「久しぶりに人として惹かれる」と思える方でした。
ただ──それでも、恋はうまくいきませんでした。原因は、私自身の“伝えすぎ”だったのだと思います。
彼女と話す中で、私はどうしても「父親としての自分」を理解してほしくて、子どもの話、生活のリズム、離婚の経緯まで彼女の準備ができていない段階で…
すべてを話してしまった末路
伝えたい気持ちが強すぎて、「相手がどれだけ受け止められるか」なんて、正直見えていなかった。そして最後に言われたワードは…
「ちょっと重いというか…ウザいと感じてしまった、ごめん」
という言葉でした。その一言が、すごく胸に残っています。悪気がないこともわかっていたけれど、父親である自分を見せたら嫌われるんじゃないか?
そんな不安が、ずっと心の奥に残りました。
成功のために意識すべき3つのこと

では、婚活を成功させるためには、どうすれば良いのか?実際に経験したことをまとめてみました。
- 子どもよりも、まずは自分を知ってもらう
最初の段階では、「父親」よりも「一人の男性」として向き合うことが大切です。 - 相手の負担を考える
事前に予定を伝えたり、感謝の気持ちを示すことを忘れないようにしましょう。 - 最終的には誠実さが勝る
誠実に向き合い、相手の不安を解消する努力が実を結びます。「こういう未来を考えている」と伝えられるかどうかが鍵です。
子供が関わることで学んだこと
シングルファザーとして恋愛を進める中で、子供の存在がどれほど重要かを痛感することがあります。
学んだ教訓
- バランスを取る
恋愛においても父親としての役割を疎かにしないようにすることが肝心です。 - 子供の感情を尊重
恋人との関係が深まる中、新しい環境に慣れるまで時間がかかることがあります。
恋愛を始めた当初は、子供への影響を心配することが多いかもしれません。
しかし、子供が一番大切であることを常に意識しつつ、新しいパートナーとの関係を大事にしていくことが大切です。
シンパパの強みを活かして前進する
相手を思いやる気持ちと、シンパパとしての強みを活かすことで、新しい出会いへの道はきっと開けるでしょう。僕はあきらめません。
誰かと共に笑い合える日が必ず訪れると信じて、まずは自分を信じてください。
小さな努力を積み重ねることで、それがやがて大きな成果となります。焦らず、一歩ずつ進むことで、新しい未来が見えてくるはずです。
関連記事