サクラと業者の違いとは?マッチングアプリで出会えない理由はコレ!

マッチングアプリのサクラや業者の違いを詳しく解説する元システム担当の女性

ぱんこす
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どうもー!シングルファザーのぱんこすです。突然ですが…

今日は、マッチングアプリで気をつけたい、サクラ・業者・アド取り・キャッシュバッカーを徹底解説。

初心者でも簡単に見抜ける方法を、僕の経験をもとに分かりやすくお伝えします。

「ところで、この記事を書いている人は誰?」と思いますよね。実は元エンジニアで、通販会社のシステム設計をしていました。ところが、会社の経営が厳しくなる中で、なぜか出会い系サイトのシステム開発に関わることに…。

正直、仕事内容を知って驚きましたし、これでは自分の理想と違うとすぐに退職しました。

ですが、その短い期間の中でサクラや業者がどのように動いているのか仕組みを知ることができたのです。

西新宿星野ビルや同胞という言葉を聞いたことがある人なら、すでにピンとくるかもしれませんね。

ぱんこす
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このワードに覚えがあるなら、きっと裏事情に詳しい方でしょう。

これらの経験を活かして、出会い系アプリやマッチングアプリで注意すべきポイントや、サクラたちの手口を徹底解説していきます!

出会い系アプリとマッチングアプリの違いは?

突然ですが、マッチングアプリと出会い系アプリの違いをご存じですか?この記事でも詳しく解説していますが、両者は中身がまったく異なります。

大きいジャンルの中では出会い系アプリもマッチングアプリの一種と言えます。

本記事では、出会い系アプリも含めて、すべて「マッチングアプリ」として統一して表現してい ます。

なお、婚活アプリは女性が有料の場合が多く、利用者の真剣度が高い点が特徴です。安心して利用できるため、初めての方にもおすすめです。

ここでは、それ以外のアプリについて解説します。

マッチングアプリのシステム

業務依頼の流れを解説した図(マッチングアプリ)

まず、大手(1)から依頼を受けた営業が、小規模システム会社(3)にアプローチをかけます。

次に、2の会社に雇われたテスターがシステムを確認し、その後、最終的にそのシステムがコンテンツ運営者(1)に販売される仕組みです。

ぱんこす
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これが大手のやり方です。汚れた仕事は下に押し付け、知らなかったと逃げることがよくあります。そんな中、僕はそのプロセスで小規模システム会社に勤務していました。

マッチングアプリで出会えない理由はコレ!

マッチングアプリで偽アカウントとして潜む男性のイラスト

ネットで「サクラや業者に注意」と書かれている記事を見かけますよね。でも、考えてみてください。

サクラとして働いている人たちも、普通の会社だと思って面接に行ったというケースがほとんどです。

僕自身、開発に関わる前は「悪いことをしている組織だろう」と思っていましたが、現場を知ると意外とアルバイト感覚の人も多いことに驚きました。

時給で働き、業務内容はマニュアルに従って会話を続けるだけ。職場の雰囲気も、普通のオフィスと変わりません。

例えば「サクラ」という言葉自体はイメージが悪いですが、求人票には「サポートオペレーター」「ユーザーサポート」など、普通の職種名で書かれています。

これだけ聞くと、どんな人でも「普通の仕事かな」と思いますよね。実は、こうした業務の拠点は都内に点在しています。マジで悪質です。

代表的なエリアを挙げると、西新宿、亀戸、東中野、上野、六本木、三鷹、池袋など。それぞれ別々の会社ですが、共通しているのは似たようなシステムを使い似たような業務を行っていることです。

これを聞くと、「見分け方なんて無理じゃない?」と思うかもしれません。確かにその通りです。
現場で働く人たちがプロの詐欺師ではなく普通の人たちだからこそサクラは簡単には見抜けません。

マッチングアプリのサクラの実態

サクラの本来の目的は、コンテンツを盛り上げることです。利用者を飽きさせないために、「同胞」という架空の人物を作り上げ、あなたの住む地域に合わせた内容のメッセージを送る仕組みが一般的でした。

実は、僕が以前働いていた会社では、この「住まい地域を選んで架空の人物情報を送るシステム」を作るよう依頼されたことがあります。

ゲームアプリとかでは今でも使われているグレーシステムです。

その時、システム開発の一部を担当していました。現在、その会社の社長が何をしているかは分かりませんが、当時はこうした方法が主流で…

ただし、近年は電話番号認証の義務化や法整備が進んだことで、このようなやり方はほとんど通用しなくなっています。それでも、一部のサービスでは似たような手口が残っているかもしれません。

対処法:別アカウントで確認する

サクラを見抜く簡単な方法として、もう一つアカウントを作るのが有効です。
同じ架空の人物が、似たメッセージを別アカウントにも送ってくる場合があります。これで「この相手はサクラだな」と判断できます。

ただし、あくまでルールを守りながら利用することをおすすめします。公式に許可されていない行為や、個人情報を不用意に公開するのは避けましょう。

狙われやすいのは「登録したばかりの人」

マッチングアプリで特に狙われやすいのは登録したばかりの初心者です。こうしたユーザーはアプリの使い方に慣れていないことが多く、つい気軽にメッセージをやり取りしてしまう傾向があります。

その心理を利用して、サクラや業者が接触してくるのです。

彼らは、すべてに対応できる「曖昧な口調のテンプレート」を駆使して、別人を装います。例えば、こんなメッセージを受け取ったことはありませんか?

「〇〇さんってどんな趣味があるんですか?私、〇〇が好きなんですよ♪」
「いきなりだけど、会話できてうれしい!!でもすぐには会えないかも」

一見、フレンドリーで親しみやすい内容ですが、よく読むと具体性がなく、誰にでも当てはまる内容ですが、これはテンプレートメッセージの典型例です。

こうした手口に引っかからないためには、すぐに信用せず、相手の言葉に具体性があるかどうかを見極めることが重要です。また、必要以上にプライベートな情報を開示しないよう注意しましょう。

マッチングアプリで個人情報が心配になる女性

トラブルを回避するためにも、個人情報を守るために知っておくべきポイントについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

マッチングアプリの業者の実態

一方で業者は、外部の別の会社が個人を装って接触してくる「外部の人」です。彼らの目的は、LINEや他のプラットフォームに誘導すること。

業者は、アプリ内の会話を利用して、別のサービスや商品を宣伝したり、他のアプリに誘導して報酬を得ようとするのです。これを「アド取り」と呼びます。

アド取り

アド取りとは、アプリ外で個人情報を得ることを目的とした行為で、業者は他の出会いサービスを紹介し、さらに利益を上げようとします。

会話の中で、「会いたい」と言って別の場所へ誘導しようとするのは、まさにこの手口。

対処法:業者に関してはすぐ通報

業者は利用規約に反する行為を行うため、運営側にとって非常に迷惑な存在です。
実際、運営側も業者にはかなり困っているため、通報があればすぐに対応してくれます。

アプリの運営は、利用者に安全な環境を提供するために、業者の排除に力を入れているため、通報することで迅速な対応を受けられることが多いです。

業者がサービス内で外部に誘導しようとしたり他のサービスを宣伝するような行為をしていると違反行為に当たります。その場合、アプリ内で通報機能を使って報告しましょう。

マッチングアプリのキャッシュバッカー

「キャッシュバッカー」という言葉は、僕たちが使っていた時代には聞かなかったものですが、現在ではマッチングアプリにおいてよく見かける存在です。

簡単に言うと、キャッシュバッカーは外部から雇われたサクラのようなもので、サクラとほぼ同じ役割を果たしています。

キャッシュバッカーは、利用者に課金させることを目的に活動しています。基本的に、ユーザーがポイントを減らしていき、次にメッセージを送るためには再度課金が必要になるタイミングで、彼らの出番です。

例えば、「連絡先教えるね」「電話番号を教えるよ」といった言葉で誘導し、実際には別の文言に切り替えて、次の課金を促します。

これが続くと、ユーザーは「メッセージを続けるためには、課金しないといけない」と感じ、結果的に何度も課金を繰り返すことになります。

注意するべきサイン

メッセージの内容が突然変わったり、課金を促す文言が増えたりした場合は、キャッシュバッカーの可能性が高いです。特に新規ユーザーは狙われやすい。

サクラ、業者、キャッシュバッカーの実態と見分け方

以下が「サクラ」「業者」「キャッシュバッカー」のまとめです。

1. サクラ

サクラは、マッチングアプリ内で活動している架空の人物で、他のユーザーを引き込む役割を持っています。彼らは本当の出会いを求めているわけではなくシステムを活性化させるために存在。

ぱんこす
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サクラに対しては慎重に接し、感情的なやり取りが進んでも会おうとする提案には疑いを持ちましょう。

2. 業者

業者は外部の企業が運営しており、個人を装って他のサービスへ誘導したり、アフィリエイトリンクを送ったりします。彼らの目的はユーザーを他のサイトに誘導して利益を得ることです。

ぱんこす
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業者は他のサービスを勧めてきたり、LINEや他の連絡先に誘導することが特徴です。こうした行為を見つけた場合は運営に通報しましょう。

3. キャッシュバッカー

キャッシュバッカーは、外部から雇われたサクラのようなもので、ユーザーに課金させることを目的としています。ユーザーがポイントを使い果たし、再度課金が必要になったタイミングで、「電話番号を教える」などと言って誘導し、課金を促します。パパ活アプリに多い人たちです。

ぱんこす
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課金を促すメッセージが増えたり、すぐに連絡先を教えたがる場合はキャッシュバッカーの可能性が高いです。

業者問題の現実とその対策

正直、業者という存在は消えません。会員制にしない限り、対応は非常に難しいです。
これはマッチングアプリに限らず、どのプラットフォームでも同じような問題が存在しています。

例えば、飲食店業界でも悪質な印象操作をする人がいるように、ビジネスには表と裏が存在するのは避けられない現実です。

一部の投資家が儲かっている裏で、僕たちユーザーが不安を感じているというのが社会の構図。だからこそ、我々利用者は常に慎重に。

安全なマッチングアプリを選ぼう

あなたの大切な時間とエネルギーを無駄にしないためにも、信頼できるサイトやアプリを利用しましょう。

当サイトで紹介しているマッチングアプリは、しっかりとした運営とサポート体制を整えていますので、安心して利用いただけます。