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婚活アプリで付き合った人は記憶をなくすことが得意だった

婚活アプリで付き合った人は記憶をなくすことが得意だったについて真心ラジオで説明する真心マッチ編集部と女性STAFFのイメージイラスト

婚活で出会った彼女は、優しくて、真面目でそしてどこか影を感じさせる存在。YouTubeで公開されたラジオ『トイレットペーパーを買い忘れた』は、

ぱんこす氏が地元の友人から聞いた現実にあった体験をもとに構成された作品だ。「婚活に疲れた」「支えることに限界を感じる」

──そんな気持ちに寄り添う、静かな語りが心を打つ。本稿では、この作品に込められた悩みと、その先にある“気づき”を紹介する。

喧嘩のたびに記憶をなくす彼女──「消えたい」のメッセージの裏にあったもの

物語は、彼女からの突如届いた

一通のLINE──

『消えたい』

から始まる。

既読はついているのに返事は来ない。

不安に駆られて急いで自宅に戻った友人。

部屋に誰もいない。

インターホンが鳴り

画面に映るマスク姿の彼女。

駆け下りても誰もいない

そして──ベランダで倒れていた彼女。

支える側がすり減ってしまう前に──“逃げる勇気”という選択

ぱんこす氏が語る、印象的な一節がある。

「それは逃げたんじゃない、生き延びたんだ」

心が壊れそうになると、

人は無意識に現実から離れようとする。

それは決して演技ではなく

自己防衛という心の仕組みかもしれない。

だが──それを支える側は、

どうすればよかったのか。

自分を犠牲にし続ける恋愛に

終止符を打った友人の言葉が

静かに問いかけてくる。

解決になったのは境界線を引くこと

ラストに語られる

ある意味で拍子抜けするようなセリフ。

トイレットペーパーを買い忘れただけだぞ?

……もう、疲れたわ。

この言葉には、張り詰めていた関係から抜け出した

ひとつの“解決”が込められていたのだと思う。

恋愛でも、婚活でも、すべてを支えきれなくていい。

むしろ「これ以上は無理」と、

自分の線を引くことが、回復の始まりになる。

ラジオ本編はこちら(YouTube)

編集部コメント(真心マッチより)

真心マッチ編集部では、婚活の裏にある“心のリアル”を、ラジオや記事を通して発信しています。苦しい夜、誰にも言えない気持ちを抱えた夜に、このラジオが、あなたの心の小さな解放になりますように。

ラジオから学んだ共依存

このラジオを通じて気づかされたのは

  • 心の距離が近すぎることの危うさ
  • それを正しく調整する大切さ

相手の不安や問題が、自分の“責任”になってしまうとき人は壊れてしまう。限界を感じたとき「離れる」ことは、決して冷たい選択ではない。

【次回予告】Vol.7では、ファミマの店員をお届けします。